Sep 10, 2006

最近のえろげ


 とんでもない戯言ですので、見たい人だけ見てねw

 オンラインゲームをやり始めて、全体としてゲームをプレイする数が激減したために、当たり前のように購入していたえろげも全然プレイしなくなったわけでございますが・・・
 最近状況を見ていると、おもしろいことになっているので、軽く書いてみることにした。

 12年くらい前で考えると・・・Xゲーム戦国時代とも言える状態であった。
 この頃といえば、アリスソフト、エルフ、F&C(当時はフェアリーテールとカクテルソフトという”ブランド”を持った会社(当時の名前、忘れちゃったいw))の3社の横綱に対して、あまりにも多い会社がしのぎを削るという状態になっていた。
 この時期で言うと・・・いわゆるXゲームは「(絵があれば)開発が楽で、少人数で低価格で作れて本数が売れなくとも十分なリベートが望める」ものであった・・・と考えて作られていたと思っている。
 実際この時期ってのは、DOSがメインで、ソフト容量もせいぜいフロッピーで数枚、CGなんて20枚前後とかで、開発なんて六畳一間の部屋で5人くらいで雁首並べて開発して、価格8000円とかで売るのが当たり前の時代であった。
 それでも世のおぢちゃん達は購入していったわけである。
 とりあえず、パッケージを作らなければならないため、在庫をさばき、かつそれにより会社に利益を与えなくてはならないわけである。
 ・・・で、どこもかしこも、浮いて消えていったのである。

 最初に話をした3社の横綱はと言うと・・・
 HDD専用でフロッピー20枚とか、とてもあり得ないゲームを平気で出していた場所である。
 シナリオがきっちりとしていて、X指定ゲームであるにもかかわらず、X指定部分はおまけ程度にあって、内容に関しては普通のゲームとしても売れるようなものを出していたりする。
 言ってしまえば、作りたいゲームを自らがいる会社で作る・・・とでも言うのか。
 当時としては、お前らヤリスギ・・・って思ったところも多かったと思う。
 しかし実際にプレイすると・・・十分それに見合うものであったわけである。
 それが横綱の横綱たる所以であると思う。
 ・・・この後、この行動がいろいろな意味で裏目に出ている気がする・・・

 Windowsの時代になり、いろいろな意味でXゲームも変わってきた。

・フルカラー画像
・サウンド、特に声が入るようになる
・DOSでは出来ない表現が可能(動画、3D画像などなど)
・提供メディアがCD-ROMになった

 このあたりによって何が変わってきたかと言うと・・・

・パッケージが安くなる(フロッピー20枚より、CD-ROM1枚の方が、価格としては安くなる。しかも大きなパッケージを用意する必要が無くなるので、さらに安くなるわけだ)
・容量の増加(フルカラー画像の時点で16色から見ると数倍以上になるわけだ。さらにサウンドをPCMとかになった時点でFM音源やMIDI音源から見ると数十倍になってしまうわけだ)
・開発にかかる費用が劇的に増加(画像作成コストが上がる、プログラムが複雑になるので開発期間や人が増える、PCM作るのに当然声優を雇ったり、スタジオで取ったりなどがあるので、その開発費は何倍とかというレベルでは無いわけである)

 で、こうなってくると・・・各社方向性がはっきりと分かれていった。


その1:
 X指定ゲームでありながら、シナリオを最重点なゲームを作った。

 代表的でかつ、すべての始まりと言ってもいいゲームがF&Cの伝説ゲーム「PIAキャロ2」だろうか。
 シナリオがあまりに重点につくられてしまったために、ヒロインのトゥルーエンドなんて、一切X指定の画像無しという・・・
 実際これに追従して、一般ゲームとして発売したというソフトもあるくらいである。


その2:
 徹底的にX指定にこだわったゲーム

 声が出ることと、ゲームであるためX指定の項目が緩やかなわけで、それを利用してか、全編ソレなものとか、さらにソレを超えた、ゲームでないと出来ない表現を徹底的にやって、それで利益を上げるという形であろうか。
 実際この頃は、上記のソフトから見ると全く正反対のソフトで売っていたわけである。


その3:
 常に独自を忘れず、それを作ったゲーム

 横綱はやはりここですね。
 ここはX指定らしいゲームも作って、シナリオ重点ゲームも、ギャグもやったりといろいろ作っていたところであります。
 ブランドレベルでの独自色とでも言うのだろうか。


 しかし、そんな中、新たな風が吹き出した。
 同人・・・

 X指定のゲーム会社に、いろいろな意味で同人の風が吹き出した。
 X指定会社に勤めていたのに、会社を辞めて同人ソフトハウスを作るもの。
 同人としてソフトを開発していた団体がX指定のソフトハウスとして会社を起こしたもの。
 この頃から、X指定ゲームに猛烈なまでに同人の流れが吹き付けてきた。
 各種同人即売会に、名前が連ねるようになってきたのも、この時期だろうか。
 リーフ、Keyなどが有名だろうが・・・


 そして今である。
 はっきり言う・・・既にX指定ゲームと同人ゲームの区別は、ほとんどつかなくなってきている。
 同人が企業としてゲームを開発しているような開発体制を持つようになり、逆に企業としてX指定ゲームを作っている会社は、どんどん同人のような開発形態に移行していっている。
 X指定ゲームは、有名どころ以外は、オンライン販売で購入出来る。
 同人ゲームは既に一般販売されているゲームと開発レベルが変わらなくなっている。

 すっかり同人が企業と同じレベルとなり、結果として・・・区別がつかなくなっているという・・・
 同人は企業体としてやっていっていないだけとも(最近ではその同人でさえ企業体を持っているところもありますが・・・)
 ゲーム業界全体として、今後どうなっていくのでしょうかね~

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